2024年も猛暑の夏が続いています
ウェザーニュースによると、今年の夏(7〜9月)の気温は全国的に平年より高く、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性があります。
チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う“ダブル高気圧”で、35度以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40度前後の酷暑になったりするおそれがあります。
今年の夏も過去最高に近い暑さの厳しい夏になることを覚悟して、対策が必要です。
夏バテ&夏風邪で起こる症状
夏の暑さにより「身体がだるい」「疲れが抜けない」「よく眠れない」などの体調不良(通称「夏バテ」)に繋がっていきます。
・夜、快適に眠れない。
・朝、起きても疲れが残っている。
・疲労感や倦怠感(だるさ)が続き、頭が冴えない、身体のキレが悪い。
・顔や足がむくんでいる。
・のどが痛い。
・肉体的&精神的に疲労感を感じている。
・イライラしたり、不安になったり、心が落ち着かない。
・ストレスをうまく解消できない。
夏バテ&夏風邪の原因
活性酸素の蓄積
暑さのストレス、働きすぎ、身体に良くない食事、睡眠不足などで体内に「活性酸素」がたまっていきます。
活性酸素が「疲れ」や「老化」などに繋がっていきます。
血流が悪くなることによる「酸素不足」や「栄養不足」
暑さで体力を消耗し、体内の「水分」や「栄養(ミネラル)」が不足してきます。
冷房や冷たい水分の補給で、身体が冷えると、血行が悪くなります。
血行が悪くなると、体内に「酸素」や「栄養」が行き渡りにくくなり、疲れやすくなります。
「酸素不足」や「栄養不足」が、疲労や老化や病気の原因となっていきます。
疲れが抜けづらい、だるい、足がむくむ、脱水症状、貧血等の問題に繋がっていきます。
自律神経の乱れ
室外と室内の気温の温度差で、自律神経が乱れていきます。
自律神経が乱れると、イライラしたり、精神が不安定になったり、不安になったりして、睡眠の質も下がり、疲れが抜けづらくなっていきます。
負のスパイラルに陥ってしまいます。
夏バテ&夏風邪の対策
夏バテ&夏風邪に効果的な対策を4つご紹介します。
1.適度な運動する
2.身体に良い食事をとる
3.良い睡眠を摂る
4.ストレス解消する
1.適度な運動する
深呼吸して体内に「酸素」をしっかり取り込む
鼻呼吸で「酸素」をしっかり体内に取り込みましょう。
鼻呼吸して「酸素」をしっかり取り込むことで、副交感神経が優位になり、リラックス効果もあります。
ストレッチやラジオ体操する
朝起きたら、ヨガやストレッチして、身体をほぐすと、血流も良くなり、1日を気分良くスタートできます。
毎朝10分この「簡単筋トレ」をやることで、運動効果抜群なので、ぜひ実践してみてください。
朝散歩する
朝、外にでて太陽の日光を浴びると体内時計がリセットされ、またセロトニン(幸福ホルモン)が分泌され、いい気分で1日をスタートできます。
朝散歩は健康法の中でも、特に重要なメソッドのひとつです。
仕事中も適度に運動する
椅子に座りっぱなしだと身体がかたまり、血流が悪くなり、身体に「酸素」や「栄養」が行き渡りにくくなります。
1時間に1度は椅子から立ち上がり、身体を動かすと血流も良くなり、身体中に「酸素」や「栄養」が行き渡り、元気も回復してきます。
気分転換にもあります。身体を動かした方がアイデアもわいて、いい仕事ができたりもします。
夜、マッサージする(身体を労る)
夜、お風呂に入った後で、軽くストレッチやマッサージすると身体もほぐれて、心も落ち着き、良い睡眠をとることができます。
2.身体に良い食事をとる
水をたくさん飲む
暑さで体内の水分不足になりやすいので、こまめに水分をとることが大切になります。
1日2リットルくらい飲むと良いでしょう。
また、冷たい水よりも「常温」の水の方が、身体を冷やさないので健康的です。
疲労回復効果の高い栄養をとる
積極的にとりたいのが、「活性酸素」から体を守る働き(抗酸化作用)のある栄養素や「疲労回復効果の高いビタミンB群」です。
抗酸化作用のある代表的な栄養素としては、「ビタミンC」や鶏むね肉に含まれる「イソダゾールジペプチド」などがあります。
疲労回復効果の高い栄養素としては、以下のようなものがあります。
過度の運動による疲労では、筋肉の合成を促す「アミノ酸」、エネルギーを作り出す仕組み「クエン酸回路」がスムーズに機能するのを助ける「クエン酸」の摂取も必要です。
血液サラサラを意識した多品目で栄養バランスの良い食事をとる
動物性たんぱく質を食べる時は、それと同等の野菜(食物繊維)を摂りましょう。
揚げ物や油ものはできるだけ食べないようにする。古い油は捨てる。
DHAやEPAを含む魚介類を積極的に食べる。
朝昼晩3食しっかり食べる
朝昼晩に食事を摂り、体内(細胞)に「酸素」と「栄養」を送ることが大切です。
朝を抜くと、昼に食べすぎたりして身体に良くないため、3食こまめにとることがおすすめです。
朝を抜いて、昼や夜などに偏った食事をすると、たくさん食べすぎてインシュリンが分泌し、眠くなったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
朝昼晩の食事のかわりに、間食すると食欲は満たしても栄養不足になりやすいので、栄養のある食事をしっかり摂ることが大事になってきます。
お酒を飲む時「つまみ」は身体に良いものを食べる
食物繊維の豊富なものを先に食べると消化に良いです。
お酒を飲む時は、枝豆を最初に食べましょう。
肉や揚げ物を食べすぎず、魚や野菜など身体に良いものを積極的に摂りましょう。
3.快適な睡眠をとることを意識する
38℃のぬるめのお風呂に入る
寝る2時間前にお風呂に入り、体温を温めると自律神経のバランスが整い、寝付きが良くなります。
温度調整する
冷房をつけて寝ない。
暑い場合は、扇風機をつける。
清潔なふとんで寝る
夏場は汗をかきやすいので、シーツをこまめに洗濯して清潔にしましょう。
寝る2時間前は電磁波に触れないようにする
寝る2時間前はパソコンやスマホなどの電磁波に触れないようにしましょう。
4.ストレス解消する
家族や友人と話す。
趣味を楽しむ時間をつくる。
自然や動物に触れる。
カラオケに行く。
夏バテ対策の実践のコツ
これらの健康法は、意識してやると効果が倍増します。
「これは健康に良い」と信じてやると、脳から細胞に電波が流れ、効果倍増します。
また、楽しく、継続することができます。
「信じる者は救われる」。
ぜひ今回の健康メソッドを実践して、猛暑の夏を乗り切っていきましょう!